v2rayN / デスクトップクライアント

V2Ray for Linux クライアントのダウンロードと設定

まずサブスクリプションを追加し、メニューからシステムプロキシとTUN モードを設定します。デスクトップにはv2rayN、Androidにはv2rayNGを選びましょう。

永久無料オープンソース日本語設定ガイド

v2rayNでよく使う設定
通信の取り込み方を理解してからルールを調整

サブスクリプションを追加すると、接続に必要な設定が用意されます。アプリがプロキシを使うかどうかは、システムプロキシ、仮想ネットワークインターフェース、ルーティングルールにも左右されます。これらを分けて考えれば、「ノードのテストは成功するのに、ウェブページが開かない」ときも、クライアントを何度も再インストールせず、確認すべきメニューを絞り込めます。

システムプロキシ:まずブラウザーを接続

システムプロキシは、クライアントのローカルプロキシアドレスをOSに設定する機能です。システム設定を参照するブラウザーやデスクトップアプリに適しています。初回はトレイメニューから「システムプロキシを自動設定」を選び、ウェブページを開いて接続を確認しましょう。「システムプロキシを解除」は設定を元に戻す操作です。「システムプロキシを変更しない」は、クライアントが現在の設定を変更しないという意味で、解除とは異なります。TUNと違い、ネットワークインターフェース全体を取り込む必要はありませんが、すべてのアプリがプロキシを使うとは限りません。コマンドラインツールでは、別途設定が必要な場合があります。

  • システムプロキシを自動設定
  • システムプロキシを解除
  • システムプロキシを変更しない

メニュー名はクライアントの更新に伴い変わる場合があります。プラットフォームごとの手順は、インストールと設定の全ガイド →をご覧ください。

V2Rayクライアント:プラットフォーム別ダウンロード

デスクトップではv2rayN、Androidではv2rayNGがおすすめです。V2Flyコアとの互換性が必要な場合は、v2flyNGも検討してください。OSとCPUアーキテクチャを確認してから、ダウンロードページでインストールパッケージを選びましょう。

Windows

v2rayNにはデスクトップ版と従来のWPF版があります。デスクトップ版はクロスプラットフォームのUIを採用し、WPF版は従来のデスクトップ操作を引き継いでいます。画面構成が異なる場合があるため、ガイドに沿って操作するときは、ダウンロードした版を先に確認してください。同じボタンを探して、何度も別の版に切り替える必要はありません。

インストール前に、システム設定でCPUとOSの種類を確認してください。初回起動後はサブスクリプションを追加し、トレイメニューからシステムプロキシを設定します。メインウィンドウを閉じても、プロセスが終了するとは限りません。使用を終える前にプロキシ設定を元に戻し、ブラウザーが終了済みのローカルポートに接続し続けないようにしてください。

ダウンロード Windowsクライアント→

macOS

v2rayNはApple Silicon版とIntel版を用意しています。「このMacについて」を開き、「チップ」と表示される場合はチップの種類に合わせて選び、「プロセッサ」と表示される場合はIntelかどうか確認してください。購入した年だけでアーキテクチャを判断する必要はありません。同じサブスクリプションを追加するために、異なるインストーラーを使い分ける必要もありません。

初回起動時にシステムのセキュリティ警告が表示されたら、まずファイルの入手元を確認し、システム設定に表示される案内に従ってください。システムプロキシとTUNでは許可の手順が異なります。ブラウザーで接続できることを確認してから、ほかのアプリを試しましょう。一部のアプリだけで問題が起きる場合は、まずアプリ固有のプロキシ設定を確認してください。

ダウンロード macOSクライアント→

Android

まずはXrayコアを採用したv2rayNGがおすすめです。V2Flyコアとの互換性が必要な設定では、v2flyNGを選べます。比較的新しい多くの端末ではarm64を選びます。アーキテクチャが不明な場合は、端末情報を確認するか、ダウンロードページの説明に従って汎用インストーラーを選んでください。2つのクライアントで設定項目がすべて一致するとは限りません。

サブスクリプションを追加して一覧を更新し、ノードを選んだら、接続開始時に表示される案内に従ってVPN接続を許可してください。ほかのVPNアプリが動作中の場合は、通信の取り合いを避けるため、先に停止してください。バックグラウンドで切断される場合は、省電力設定の影響も考えられます。接続ボタンを何度も押すだけでなく、アプリのバッテリー設定と実際のログをあわせて確認しましょう。

ダウンロード Androidクライアント→

Linux

Linux版v2rayNは、deb、rpmのパッケージ形式とCPUアーキテクチャ別に用意されています。UbuntuやDebianなどでは通常deb、Fedoraなどでは通常rpmを選びます。CPUがx64かarm64かは別途確認してください。パッケージ形式とCPUアーキテクチャは、それぞれ独立した条件です。

インストール後は、デスクトップ環境にトレイアイコンが表示されるか確認し、ブラウザーがシステムプロキシを使えるか試してください。プロキシ設定の扱いはデスクトップ環境によって異なり、ターミナルのアプリが設定に従うとも限りません。TUNが必要な場合は、対応する権限と仮想インターフェースの状態を確認してください。最初からシステムルートやDNS、複数のプロキシツールを同時に変更するのは避けましょう。

ダウンロード Linuxクライアント→

ダウンロードページでは、インストールパッケージの種類とシステム要件をまとめて確認できます。当サイトではクライアントのダウンロード先と設定ガイドを案内しています。接続に必要な有効なサブスクリプションやノードの設定情報は、別途ご用意ください。

すべてのクライアントを見る →

サブスクリプション追加から接続確認まで

まずは最もシンプルな接続を一つ確立し、その後でルーティングやTUNを追加しましょう。設定は一度に一つずつ変更すると、問題が起きても直前の状態に戻しやすくなります。

  1. サブスクリプションを追加して更新を確認

    v2rayNで「サブスクリプショングループ」を開き、見分けやすい名前を付けて完全なサブスクリプションURLを貼り付けます。保存後に「サブスクリプションを更新(プロキシ経由なし)」を実行し、選択できるノードが一覧に表示されたことを確認してから次へ進みましょう。コピー時はURLの前後に空白がないか、チャットアプリによってURLが途中で切れていないかにも注意してください。

    更新に失敗しても、クライアントのインストールに失敗したとは限りません。まず、ネットワークエラー、認証エラー、読み込みできない形式のどれに該当するか確認してください。利用可能な接続がすでにある場合に限り、プロキシ経由での更新を試します。単体の共有リンクとサブスクリプションURLは用途が異なります。前者は接続設定を個別に追加し、後者はノードの一覧を取得・更新します。

  2. ノードを選び、通信の取り込み方を決める

    使うノードを選択し、アクティブな設定として適用します。デスクトップではまず「システムプロキシを自動設定」を選び、システム設定に従うブラウザーを接続しましょう。Androidではクライアントの手順に沿って接続を開始し、システムのVPN接続を許可します。最初の接続確認中は、設定の競合を避けるため、ほかのネットワークツールを停止してください。

    より多くのアプリの通信をコアに取り込む必要がある場合は、TUNを個別に試してください。通信の取り込み方が決めるのは、トラフィックをどうクライアントに渡すかです。取り込んだ後の行き先は、ルーティングルールで決まります。そのため、「TUNを有効にする」ことと「グローバルプロキシ」は同じ意味ではありません。現在の設定を記録しておけば、DNSやルーティングを調整するときの比較に使えます。

  3. ウェブページとアプリ、終了後の状態を確認

    まず、接続できることが分かっているウェブサイトをブラウザーで開き、次に実際に使うアプリを試します。クライアントが動作中と表示されても、プロセスやインターフェースが起動したことを示すだけで、通信先まで接続できたとは限りません。ブラウザーでは使えるのに特定のアプリで失敗する場合は、そのアプリがシステムプロキシを参照するか、独自のネットワーク設定を使っていないか確認しましょう。

    ノードのテスト結果だけで、ファイルのダウンロードや動画再生の状態まで判断することはできません。速度に問題がある場合は、ノード、回線、ローカル設定の順に切り分け、特定の接続先だけで起きるかも確認してください。最後に接続を停止し、不要になったシステムプロキシを解除して、通常のネットワークにアクセスできるか確かめます。次回起動時に状態の変化を特定しやすくなります。

設定ガイドをすべて見る →

Project V、V2Fly、Xray

クライアント、コア、プロトコルはそれぞれ異なる役割を担います。関係を理解しておくと、ネットワークの問題をすべて「ノードの停止」と決めつけずに済みます。

OPEN SOURCE

オープンソースの仕組み
と設定の境界

当サイトについて →

Project V:ツール群からエコシステムを理解

Project Vは、V2Rayのエコシステムを理解するための出発点です。日常会話で「V2Ray」はコアを指す場合も、クライアント全般を指す場合もあり、説明の中で別の階層の設定が混同されることがあります。実際に使う際は、GUIを設定管理の層、コアを接続処理の層として捉えると分かりやすくなります。GUIはサブスクリプションの保存、アクティブなノードの選択、各種設定の整理を担います。コアは設定の読み込み、接続の確立、ルーティングの実行を担います。ブラウザーなどのアプリはさらに外側にあり、システムプロキシ、アプリ内プロキシ、仮想インターフェースを通じて通信を渡します。

そのため、同じサブスクリプションを異なるクライアントで利用できても、すべての設定項目をそのまま移行できるとは限りません。GUIに表示される機能がコアの一部に限られる場合や、サブスクリプションの変換で設定項目が変わる場合もあります。問題を調べるときは、「V2Rayにつながらない」とだけ伝えるより、クライアント名、使用中のコア、通信の取り込み方を記録しておくと、該当する情報を見つけやすくなります。

V2FlyとXray:関連する技術でも設定は共通とは限らない

V2FlyコミュニティはV2Ray関連の開発を引き継いでおり、Xrayは関連するコードを基に発展した別のコアです。技術的な背景には共通点がありますが、プロトコル対応、通信機能、設定の実装はそれぞれ進化しています。一方が他方の単なる見た目の違うUIというわけではなく、名称だけを見て、あらゆる環境でどちらが速いか判断することもできません。接続できるかどうかは、多くの場合、サーバー側の設定、プロトコルの対応状況、ローカル設定の組み合わせで決まります。

VMessとVLESSは接続設定で確認が必要なプロトコル名です。REALITYは接続のセキュリティ機構に関わるもので、自由に置き換えられる一般的なノード名ではありません。サブスクリプションに見慣れない項目がある場合は、設定を変更する前に、使用するコアが対応しているか確認しましょう。プロトコルの補足説明は完全ガイドの共通準備編をご覧ください。一つの設定項目を理解するために、ソフトウェア一式を再インストールする必要はありません。

3つのクライアント:プラットフォームとコアで選ぶ

v2rayNはデスクトップ向けのオープンソースGUIクライアントで、サブスクリプション、システムプロキシ、ルーティングの一元管理に適しています。v2rayNGはAndroid向けで、Xrayコアを使用します。v2flyNGもAndroid向けのGUIクライアントで、V2Flyコアを使う選択肢です。いずれもオープンソースのクライアントプロジェクトです。配布や再配布の際は、それぞれに適用されるGPL-3.0などのライセンスと、同梱される依存ソフトウェアのライセンスを確認してください。オープンソースであることは、コードやライセンスに関する事実であり、サブスクリプションサービスの利用可能性を保証するものではありません。

デスクトップではv2rayNを選び、OSとCPUに合ったインストーラーを選んでください。Androidでは、ノードの設定がv2rayNGに適合するか確認し、互換性が必要な場合はv2flyNGも検討します。クライアントに、常に使える接続先が付属しているわけではありません。サーバーのアカウントや有効期限、通信量の状態を確認する代わりにもなりません。違いを比較する場合は、実際のプラットフォームと設定に基づき、3つのクライアントを比較してください。名前が似ているかどうかだけで選ばないようにしましょう。

更新の仕組み:クライアント、コア、サブスクリプションを分けて考える

クライアントの更新は、主にUIや設定管理機能に影響します。コアの更新は、プロトコル対応や動作に影響する場合があります。サブスクリプションの更新では、配信元からノード一覧を再取得します。この3つは別々のメンテナンスです。サブスクリプションを更新してもクライアントは自動でアップグレードされず、クライアントを変えても期限切れのアカウントが有効になるわけではありません。ルールデータベースも別種のデータで、ドメインやIPの分類、ルーティングの判定に関わります。一部のサイトだけで問題が起きる場合は、すべてのコンポーネントを一度に置き換えるのではなく、ルールと名前解決をあわせて確認してください。

アップグレード前に、元のプロキシ方式、アクティブなノード、カスタムルールを記録します。アップグレード後は基本の接続を再確認してから、複雑な設定を一つずつ戻してください。ログを共有する際は、問題の特定に必要な情報だけを残し、サブスクリプションURL、アカウント情報、接続キーを隠しましょう。当サイトではダウンロード先と日本語の設定手順をまとめていますが、具体的なメニューや利用できる機能は、インストールしたクライアントによって異なります。システムの案内、クライアントのログ、実際の接続結果をあわせて判断してください。

V2Rayの設定・トラブル対処ガイド

基本の接続を確認したら、設定構造、DNS、ルールデータベースについて読み進めましょう。すべての設定を一度に変更せず、問題に合った記事を選んでください。